株式会社黒須建設がISOを木造建築物で取得!


(株)黒須建設がISO9001認証取得を受け、取得した経緯と効果を黒須久雄社長から伺いました。

ISO9001の認証審査登録証と黒須久雄社長。

「木造建築は、一般に品質にバラツキがあるとの先入観がお客様にあるようです。その不安を払拭するとともに、自社の品質の均一化を図る意味で取得を目指しました。
大手建設業のISO認証取得は珍しくありませんが”木造建築物の設計及び施工”でのISO認証取得は、全国でも数える程で、県内では我社が2件目です。
取得を目指して、昨年11月2日にキックオフ、今年9月25日日、認証取得に至りました。その間10ヶ月余りは、業務後に『ISOタイム』を設け、ISOの内容や取組みについて理解や勉強会を社員に徹底した他、膨大な帳票類(書類)の作成、現場の関係業者の方々への教育マニュアル化等、準備すべき事は数え切れない程ありました。
取得した事により、工場生産品に負けない、より高品質の仕事が効率化されました。また、帳票に表して明確化する事により、お客様からのクレームが以前よりも格段に減り、家づくりを楽しむ気持ちのゆとりができました。
究極の目的は、より良い建物を提供する事によりお客様に喜んでいただき、それとともに我社も更に飛躍し、地域ナンバーワンを目指す事です」と語る黒須氏の表情には、難しいと言われていた木造建築物でのISO認証取得を果たした自信と、周囲に先駆けて先鞭をつけた事によって生じた責任とが入り混じっていました。

※ISO9001シリーズ・・・国際標準化機構が定めた国際規格。責任と権限を明確化し、品質の向上や企業の生産システムの改善に役立てている。特に、建設産業では認証取得に取組む事業所が近年増えている。


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