シリーズ No.19
久喜の地場産業(製造業)を訪ねて


久喜で製造業を営む事業所をお伺いし、どんな製品を製造しているのか取材しました

セントラル化工株式会社 
久喜市河原井町23
代表取締役 伊藤 亮氏

セントラル化工株式会社建物外部には
タンクが埋め込まれている。

顧客のニーズに応え、よりフィットしたメリットのある製品を徹底追及する!
 セントラル化工(株)は、昭和54年、現在地で製造を開始した。
主に、住宅・ビル等の建物や工場内の機械塗装に使用する塗料溶剤を製造している。
また、工業用洗浄剤(機械の汚れや油落とし)・印刷インク(食品容器等)のレジューサー(印刷時使用する粘度を下げる溶剤)を製造している。
 主に石油化学から作られた、基本50種をもとに、用途・性能・要望によって混ぜる数量や比率を変えている。
 顧客の要望として多いのは速乾・廉価・臭いが少ない等がある。
逆に、問題点としては、乾きが遅い・溶けにくい・機械に馴染まない・蒸発度が違う・扱いにくい等がある。
セントラル化工(株)では、これら現場の意見を汲み、使用後の結果も含めて微調整を行っている。
 従来、一般住宅の塗装は仕上がった壁にスプレーガン(吹付機)で行っていたが、現在は塗ってからグ剤を壁としてはめ込んだり、直接塗る場合もローラーを使用する等、用法も変遷しつつある。
 社是としては『誠心誠意』を掲げ、自社はもとより、顧客・関係会社・社員の生活向上をはかる事を目的としている。
 セントラル加工(株)は、他に、関係会社で製造している健康食品や化粧品のルート販売も行っている。
「健康に自信の無い方や病気予防を考えている方、ぜひ、お試しください。化粧品も好評です。会員になられますと、会員割引もあります」と柔和な笑顔で伊藤氏がPR。


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