商工会国際交流委員会主催
地域問題懇談会

地域社会における国際交流とは


鈴木寛次氏の基調講演

3月14日(火)、久喜市商工会において、商工会国際交流委員会主催の『地域問題懇談会』が開催されました。市役所・久喜市国際交流協会・消費者代表・商工会会員・商工会国際交流委員等、約30名が参加しました。
最初に、東京理科大教授の鈴木寛次氏による基調講演『国際コミュニケーション国際交流』があり、日頃、鈴木氏が外国の方とのふれあいの際に感じた事や言語の研究で一般に知られている事柄について、お話していただきました。
生活様式の相違・子供の躾・マナー等は、国によって様々であり、実際に外国の方々と接した事が無いと理解できないことが多く、かえって言語の違いはボディランゲージ(身振り)によって、ほとんど解消できるとの事でした。
鈴木氏の講演の後、懇談会に移り『地域社会における国際交流とは』について、参加された方々に意見を発表していただきました。主な意見をここで挙げますと、

○外国の方々と接するのに憶することなく、小さな親切から始めよう。
○ALT(市内の学校の英語助手)の方に、日本語で対応を。
  (日本語を学びに来ているのに覚えられない)
○生活様式の違いは、無理強いしない。
○病気の時は、手助けをしよう。
○医療保険に替わるシステムはないか。
○身近な法律相談の機関が欲しい。(ボランティアも含めて)

等、様々な意見が寄せられました。参加された方々の中には、常に外国の方と接する機会の多い方と、あまり接する機会の無い方との、双方のケースがいました。この講演を受けて、あまり接する機会のない方の意識が”理解しよう”という姿勢に変わったように感じられました。


戻る